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中学生のカズゴロくんから、コメントに質問を受けたので、日頃更新をサボっている川合ですが、久しぶりに更新します。 コメント 東京在住の中学生です。 この記事には関係ないのですが、悩みがありまして、、、 僕はラグビーが好きなのですが、タックルが苦手でよく吹っ飛ばされてしまいます。 コーチからはタックルする時の一瞬のスピードをつけろとよく言われるのですが、未だに分かっていません。 どうやったら力強く速いタックルが出来るのでしょうか? 元日本代表の河合レオさん!教えてください! かずごろ アドバイス まず、かずごろ君は、今から上げるポイントを自分でチェックしてみて下さい。 1、タックルするときに頭が下がっていないか? タックルする時に、頭が下がってしまうと自然に背中が丸まってしまいます。そうすると、自分の下半身の力を自分の背中で吸収してしまうので、スピートをつけて相手にぶつかっても、その力は半分ぐらいしか相手に伝わりません。タックルに入るときは、しっかり相手の腰骨あたりを見ること。顔を上げると自然と背中が伸びて、下半身の力が伝わりやすくなります。また、最後まで相手を見ながらタックルすることで、相手のステップについて行くこともできます。 2、タックルした時に自分のほっぺたが相手に密着しているか? しっかり顔を上げて相手の腰骨あたりにタックルした時、その顔を首の筋力を使って相手に押し当てることが大切です。イメージとしては、無理なことですが、右肩でタックルするなら、右目を相手のお尻に突き刺すような感じです。首が相手に密着していないと、これもまた、力がつたわりません。力の伝え方は、下半身の力を、背中を通して肩に伝えます。右肩でタックルした場合、顔と首が左を向いてしまっていたら、左の方に力が逃げてしまいます。これでは力がつたわりません。 3、パワーフットを意識しているか?タックルしたあとにレッグドライブできるか? ラグビーのコンタクトプレーにはいろいろありますが、ほとんどのコンタクトプレーの基本になるのが、パワーフットという足の使い方です。タックルで説明すると、右肩でタックルするなら、右足を前に踏み出し、左足が若干曲がりながら後ろ足になります。タックルの場合、相手は真っ直ぐにぶつかりに来てくれるとは限りません。 当然ですが、ステップを踏んできます。タックルが苦手な選手は、このパワーフットができていない場合が非常に多いと思います。 両足をそろえてタックルしようとすると、相手との距離が近づく前にタックルの準備の姿勢にはいらなければならないので、準備している時にステップを踏まれると、手で相手を捕まえにいくことになります。特に相手のハンドオフや、予想以上の広いステップに反応できません。また、捕まえたとしても、両足が揃っているので、一発で倒せなかった場合、相手にぶら下がってしまうことになります。相手にぶら下がっているしまう選手は、タックルに入る間合いが、遠すぎます。 パワーフットの説明は、文章では非常に難しいのですが、右肩なら、右足を前に出して、ギリギリまで相手に近づいてからタックルし、そのあと、右肩なら後ろに残っている左足を更に前に踏み出すと、コンタクトで一瞬負けても、もう一度、相手を押しこむことができるようになります。 最初は、タックルが高くなってしまうかもしれませんが、しっかりと相手に近づいて、パワーフットを意識することをしてみて下さい。タックルを低く行くことも、将来的には重要ですが、低く行こうとして、自分から最初にグランドに倒れてレッグドライブを意識しなかったり、相手に自分の力を伝えることを忘れてしまってはいけません。FWのラックサイドや、明らかに縦に突っ込んで来そうな相手に対しては、足首を狙って、相手をつまづかせるようなタックルもありますが、そのタックル方法だけでは動きの中でのタックルは難しいので、まずは、体が小さくても、しっかりと相手に衝撃を与えるタックルを身につけましょう。 4、タックルの一連の動作で、パックができているか? パックは特に重要なポイントなのですが、顔を上げて、パワーフットで相手にコンタクトし、そして、ヒットと同時に自分の腕で相手の2本足を1本に束ねるようにパックする!このパックするという動作は、本当に重要です。いくらスピードをつけてタックルしても、パックがなければ、弾き飛ばされて終わってしまいます。 肩で相手を押し、腕で相手の足を手前に引く!という、てこの原理のようなイメージが大切です。ただ、状況によっては、一本の足しか持てないときもあるので、その時は、1本の足を持ち上げて、相手を一本足にして、バランスを崩して倒すという発想も大事です。 自分よりも大きな相手だと、コンタクトで負けてしまい、相手に引きずられるような格好になるときもあると思いますが、その時もパックを絶対にあきらめないで、腰に回した自分の腕を引きづられながらも、少しづつ下に下ろしながら、強くパックすると相手の2本の足を束ねられるチャンスが来ます。 これ以外にも、スマザータックルや、あきらかに自分よりもスピードのある選手にタックルする方法など、色々とありますが、まずは、上に書いたことを意識してみて下さい。 5、一瞬のスピードの出し方のヒント タックルにしても、攻撃のヒットにしても、強くコンタクトするには、相手にコンタクトする前に一瞬、スピードを上げることが重要です。実際の試合では、DFラインに並んで前に出るときに、100%のスピードで前に出て、それで相手のステップに反応するというのは、非常に難しいです。チームのDFシステムによって考え方は、色々あると思いますが、前にプレッシャーをかけるDFだとしても、90%ぐらいのスピードで前に出て、残りの10%は、いざと言う時の為に残しておく事が大事です。 じゃあ、その10%のスピードをどうやって加速するか??その方法は、加速する前の足さばきです! 文章だと説明しづらいですが、90%ぐらいで真っ直ぐ走っていて、相手がステップを踏んだので、右斜め前にスピードを上げたい!というときであれば、左足を踏み踏み込む!右斜め前に移動しながら、前に加速したい時は、右足を踏み込む!と言ったように、動きの中で、一瞬スピードを変えたい時は、足の踏み込みを意識することが重要です。イメージで言うと、反復横とびの切り替えしのような足の運びです。これができると、相手の鋭いステップにも対応しやすくなりますし、相手にギリギリまで近づいてタックルできるようになります。 瞬発力のない選手は、この踏み込みの足を出してない場合が多いように思います。 この足さばきと、パワーフットを組み合わせると、強いコンタクトができるようになると思います。 ここからは、タックルの動作スキルではなく、その他のポイント! 6、DFラインにならんでいるときに、ポイントばかり見ていないか? DFラインに並んでいるときに、ボールの出所であるポイントばかり見ているとタックルポイントがづれてしまう可能性があります。DFラインに並んでいるときは、ボールアウトのコールは、内側の選手に任せて、それ以外の選手は、できるだけ自分のトイメンの選手から目を離さないようにしましょう。ポイントばかり見ている間に、トイメンのポジショニングが広がっていたり、人数が増えていたりすることがあります。ボールアウトされてから、前を見たら、想像していた状況と違っていた!では、もう遅いです。常に相手の攻撃ラインを見て、相手の攻撃ラインに合わせて、DFラインをポジショニングしたり、タックルを成功させるイメージを膨らませましょう。 7、相手のインサイドショルダーにポジショニングしているか? DFラインに並んでいるときに、相手の正面に立つのではなく、相手の内側の肩の延長線上に立つようにしましょう。正面に立って真っ直ぐ出ると、内にも外にもステップを踏まれてしまいます。まずは、内側から出れば、少なくとも内側は抑えられます。そして、次が重要なポイントなのですが、相手が外側に逃げて行った場合は、ボールを持っている相手を追いかけようとすると、相手も走っているので、スピードが劣っていると逃げられてしまいます。相手にタックルするというよりも、相手が走っていきそうなコースを予測して走っていくと、捕まえられます。足が速ければ、そんな必要もありませんが、足の遅い人は、そういった予測が必要です。ただ、あまりにも予測しすぎて、内側を開けすぎると、内を抜かれてしまうので、注意して下さい。このスキルは、非常に難しいので参考までに・・・。まずは、足を速くする努力をしましょう。 ★注意事項 DFラインのポジショニングに関しては、必ずしもインサイドショルダーに立つということだけが正解ではありません。チームのDFシステムによっては、アウトサイドショルダーに立つチームもあると思います。重要なのは、最初のポジショニングで内か外か、どちらかのコースを抑えることです。 写真やビデオで説明できれば、もっとわかりやすく説明できるのですが、文章だとわかりにくいかもしれません。ごめんなさい。他にも、色々とスキルはあるのですが、とりあえず、ここで上げたことを、チェックしてみて下さい。練習方法なども、今度、時間があれば、頑張って書いてみたいと思います。 あとは、最後に、何よりも一番大切なポイントを教えます。 それは勇気!!! 怖がってタックルに入ると自分も痛いです。 怖がらず、積極的に自分からぶつかりに行った方が、ぜったいに痛くないです。 最初は弾き飛ばされても、そこであきらめないでください。 スキルを高めれば、体の大きさに関係なく、必ずタックラーになれます! また、何かあれば、質問して下さい。では、では。 |
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まさか記事で大きく解説してくれるとは・・・・ |
かずごろ 2008/04/18 22:50 |
ネット上でははじめましてです。 |
KAWASE 2008/04/20 21:09 |
かわせ君へ |
川合 2008/04/25 11:12 |
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